2007/10

連休の異変

連休の朝、スケジュールを決ずに家を出発、電車に乗ってからあれこれ考えて、久し振りに日比谷の映画館に行くことに決定。面白そうな映画が無ければ、そこから休日行動の方向転換も良いかと、のんびり構えての行動です。実は昨夜の時点では、溝の口駅の駐輪場に預けた愛車に跨って都内を気ままに巡る計画を練っていました。朝駅に向かう際、秋の陽射しが予想以上にキツイので挫けたのが真相です。映画館に着いて即決した出し物は、マイケル・ムーア監督の「シッコ」。少し時間があったので、軽めの昼飯をと最近オープンした有名ホテル前にあるスリムなRC打ち放しのお店に入りました。4階のフロアーでしたが、お膳が来るまで大きな嵌め殺し窓からホテル側を眺めていたら、休日で閑散とした路面を色とりどりのウエアーに身を固めた自転車ツアー?のご一行が、気持ちよさそうに次々と横切ったではありませんか。すこし羨ましく、いそいで食事を済ませた訳です。さて映画には満足だったのですが、不思議な現象に遭遇、満員に近い観客はいつも観る方達と明らかに別種だったのです。子育てを終えて、時間に余裕のある夫婦連れと思われる方が何組も、あるいはキャリアを感じるOL一人の映画鑑賞とか、私が普段映画館でお目に掛らない方々が観客の多数を占めているのです。おそらく、フィルムに託された政治的メッセージを直接確めたいと思った人達の空間に、自身が紛れ込んだのでしょう。爽やかな風吹く青空の広がる休日、映画の内容以上に印象的でした。

写真解説

学生の頃は池袋の文芸座、今は日比谷に出かけます。いつも飛び込みですが、前にシネシャンテで観たマーク・フォースター監督のMonster's Ball(2001)とか・・・、観終わって深い満足に浸ることができれば、その日は文句なしに元気が出ます。