2006/07

身近な生産消費者

先日、昨年からでしたか、お付き合いが続く山小屋を自力で造りたい御仁と食事をしました。友人の設計屋も参加して三人、新宿のうどん屋でビールを飲みながらの話です。建築家曰く、最近一日中部屋から出ない日もあり、運動不足を痛感しているとの事。超高層の近く、小さなペンシルビルの上階で仕事をしている彼は、さしずめ宇宙船に乗り組んで、天空を航海している船長の雰囲気があります。よく一日中、小さな部屋にいて、気分が塞がらないなあと、自分は思ってしまうのですが、その辺は大丈夫だそうです。問題は脚力が弱っているとのことで、先日、山に出掛けて間伐材の整理を手伝って汗をかいたそうでが、ほんのちょっとした坂道を登るのに、何度も休んでしまい体力の衰えを実感したそうです。一方、山小屋計画中の主は運動家で山に登るのも得意、山梨の別荘地に確保した敷地に、今度建てる棲家のイメージを、その造り方を披露しながら、話を聞いている二人は思い思いにアドバイスを始める訳です。田舎暮らしは、まだブームが続いているのでしょうか?こうした人達は何故、自力で家を建てたがるのでしょう。未来学者トフラーが提唱する生産消費者が、我が周辺からも誕生する時代に、既に足を踏み入れているからでしょうか。

間伐材の木材

間伐材の木材はサイズが小さい筈ですが、それでも30〜40年経ってるでしょう。何故か、御蔵島を舞台にした有吉佐和子の小説、おばあさんを思い出します。大らかに生きたいものです。